夕暮れの日に〜争いの国・その6〜
誰もいない部屋。
後ろに気配を感じて
振り返る。
そこにいたのは
斧をもった白髪のおばあさんだった。
なんて事だ
「あらあら、勘が鋭いわねぇ」
なにくわぬ笑顔で
さらっと言ってのけたおばあさん。
「なぜ、ラトを!ラトをどこへつれてったんだ!」
おばあさんはシニカルな笑みを浮かべながら、笑った。
「それを知る必要はありませんよ。だってあなたは、ここで死ぬんですもの!」
笑顔のまま斧を振りかぶるおばあさん
その攻撃をかわしながら、彼女に一度だけのチャンスを与えた。
「なぜラトをさらったんですか?」
「あたりまえじゃない!」
「この戦争はっ!あの子のせいで起こったんですもの!」
なん・・・だと・・・
「あの子さえ、あの子さえいなければ!」
後ろに気配を感じて
振り返る。
そこにいたのは
斧をもった白髪のおばあさんだった。
なんて事だ
「あらあら、勘が鋭いわねぇ」
なにくわぬ笑顔で
さらっと言ってのけたおばあさん。
「なぜ、ラトを!ラトをどこへつれてったんだ!」
おばあさんはシニカルな笑みを浮かべながら、笑った。
「それを知る必要はありませんよ。だってあなたは、ここで死ぬんですもの!」
笑顔のまま斧を振りかぶるおばあさん
その攻撃をかわしながら、彼女に一度だけのチャンスを与えた。
「なぜラトをさらったんですか?」
「あたりまえじゃない!」
「この戦争はっ!あの子のせいで起こったんですもの!」
なん・・・だと・・・
「あの子さえ、あの子さえいなければ!」
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