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夕暮れの日に〜争いの国・その6〜

[174]  グレイブ  2007-06-24投稿
誰もいない部屋。
後ろに気配を感じて

振り返る。

そこにいたのは

斧をもった白髪のおばあさんだった。

なんて事だ

「あらあら、勘が鋭いわねぇ」

なにくわぬ笑顔で
さらっと言ってのけたおばあさん。
「なぜ、ラトを!ラトをどこへつれてったんだ!」

おばあさんはシニカルな笑みを浮かべながら、笑った。

「それを知る必要はありませんよ。だってあなたは、ここで死ぬんですもの!」
笑顔のまま斧を振りかぶるおばあさん
その攻撃をかわしながら、彼女に一度だけのチャンスを与えた。

「なぜラトをさらったんですか?」

「あたりまえじゃない!」
「この戦争はっ!あの子のせいで起こったんですもの!」
なん・・・だと・・・

「あの子さえ、あの子さえいなければ!」

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