ぁたしの見た夢
ぁたしは夢の中で白い猫だった。
都会のど真ん中に捨てられた可哀想な猫。
捨てられた理由は、犬を飼うから要らなくなったという身勝手なものだった。
都会の中でさまよううちにぁたしの心はボロボロになってしまった。
そんな時に、黒いオス猫に出会った。
出会ってからぁたしと黒猫の旅が始まりました。平和な場所を求めての旅が。
そんな旅は、行く先行く先、辛いことばかりだった。
だけど励まし合って頑張った。
そうしてやっと平和な場所を見付ける事が出来た。
しかしそこには沢山の捨てられた動物達がさまよっていた。
そんな過酷な現実の中、ぁたし達は平和な日々を過ごした。
だが平和な日々はそう長くは続かず、最悪な事が起きた。
沢山の動物の死骸がゴミ捨て場に捨てられていたのだ。しかも、どの死骸も虐待されて死んでいったものばかりだった。
ぁたしの涙は止まらなかった。
それからも毎日のようにそれは続いた。
そしてある日、大きな男が現れて仲間の猫を連れて行った。
みんなで助けようとしたが黒猫が止めた。
あの人なら仲間を幸せにしてくれるかもしれない、と。
黒猫の言う事は正しかった。
ぁたし達は仲間の幸せを祈って見送った。
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