僕には忘れられない恋がある。

胸に密かに思い続けている人がいる。
いつか思い出にかわる日がくるのだろうか。

―――――――――――ぼくは１人泣いていた、ぼくを傷つけ苦しめた相手をおもって。
暑い夏の日目を腫らし狂ったように君を探していた、人の視線など目もくれず…

でも君は見知らぬ男と街の人ごみの中に消えて行った。振り向きもせず、ぼくはその時悟った。

叶わない恋もあると…

それから１年がたち心の傷も少しづつ癒えてきた頃、親友の圭吾から女友達を紹介してもらった。
そのこは春菜という名前でぼくより３つ下だった。
正直あたらしい出会いを探してはいたが中々踏み切れない自分がいたのだ。それはきっとぁの時のトラウマであることは間違いない。

春菜は気立てもよく明るくてぼくからしたら理想の女性だった。

それから何度もメールや電話、時には２人で遊んだりした、なぜか春菜といるときだけは彼女の事を忘れている自分がいた。これは恋なのか…

でも今のぼくにはこの安心感はたまらなく救いになっているのは確かである。

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