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硝子のグランディエ?

[156]  タジリ  2007-06-25投稿
見渡すかぎり砂漠がつづくこの黄金の海を一人の旅人が行く。
マントのフードから隠れ見える整った顔立ちと透き通る青い瞳、そして栗色の髪。年は16くらいであろうか…。
服装や携帯品、そしてこの熱さにも関わらず表情一つ変えないことから、その若さからは考えられないほど旅慣れていることが解る。
「居るんだろ?隠れてないで出てくれば?」

少年は立ち止まって言った。すると砂の中から4人の男があらわれた。
いずれも所々破れた服を纏い、ナイフやボウガンをちらつかせている。明らかに旅人を狙う盗賊だろう。

「良くわかったな兄ちゃん。さ、出すもの出しゃ何もしねえよ」

盗賊のリーダー格とおぼしき男が下品に人差し指と親指でマルを作ってみせた。右手には旧世紀の遺産である銃が握られていた。

「………」
          続く

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