携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 夕暮れの日に〜争いの国・その12〜

夕暮れの日に〜争いの国・その12〜

[181]  グレイブ  2007-06-30投稿
まってろよ・・・ラト!

「白い塔。あそこか!」

変だ。足跡が二人分聞こえる。でも今はかまっている暇は無い。

気力を振り絞り加速する。嗚呼、ラト。僕が目を離したせいで。僕がおばあさんの意図に気付かなかったせいで。

ーーー今助けるから。

ドガァッ

腰に刺さっている長剣を引き抜きながら、扉を蹴破った。

「全員おとなしくしろ!・・・ラトを出しな。」

塔の中にいた全員ニヤニヤしている。

銃を構えながら
(そんな刀一つで何ができるものか)
と。

溜め息さえ出ない。

もう一度のチャンスなんて、与えない。

「ラトを・・・出せぇッ」
それが合図となる。

刀を横一文字に振り払い、前列にいた約十人を絶命させる。

鈍い。

長剣をしまい、集団の真ん中に跳躍した。銃をもった奴らはまだ振り向き終わりもしない。
肩に片足を乗せ、もう片方の足で首をへし折りながら殲滅させた。
残るは一人。
やっと後ろを向きおわったよいだ。
すかさず長剣を突き付けながら聞いた。
「ラトは・・・どこだい?」

「へっ・・・知らねえな」
「ふん、強がりはやめなよ。」
言い終えると同時に、男の指を跳ねとばした。

感想

感想はありません。

「 グレイブ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス