砲撃戦闘メカ シェパード 十九
「戦太郎艦長、他には無いのか?」
輝が言った。艦長は言う事を思い出した
「あ、君達に調査して欲しい所がなあるんだ。ここから南へ行けば島があると言う。戦闘メカ運送ヘリにシェパードを積み出撃し、その島を調査しろ。」
護達は急いで出撃準備した。
約一時間後。護達は戦闘メカ運送ヘリ三機に三式シェパードを各一機づつ積み、出撃した。飛行してニ十分。
「なーんで島を調査なんだろ。」
三式シェパード一号機(近〜中距離型)に乗る護は、不思議に思った。
『古い信号だが、救難信号を受信したらしい。我々は調査、救助するんだ。…うわっ!』
ヘリ操縦者が話を終えた時、強い衝撃が来た。
『護!大丈夫か!くそっ!カトンボ……ザザー』
ガンッ
護は、衝撃でモニターに頭をぶつけ、気絶した。戦争メカ運送ヘリは小さな島に墜落していた。そこからニキロ離れた所に、トーチカがあった。そこの宿屋に、頭に白い包帯を巻いた護は、寝ていた。傍に旧日本海軍軍服を着た、護と同じ年の少年と、大きい白衣を着た幼女が居た
「我が軍の戦闘機を撃墜した私は非国民であります…」
軍服を着た少年は溜め息を吐いた
「うー…いたた…」
護は気が付いた。
「起きたらめーですぅ!」
幼女が幼い言葉使いで言った
「ここは何処?私はどうしたのだ?」
「私が君の戦闘機を撃墜してしまったのでありますよ。私は非国民であります…」
護は周りを見渡した。机の上の機材は約一世紀前の物だった。窓の外は夜で、うっすらと旧式戦闘機が三機並んでいる。
「ここは何処?」
護はもう一度質問した
「知らない島であります。祖先が真珠湾攻撃の時に墜落した島であります。…今の日本の戦況は勝っているでありますか?」
「第二次世界大戦では約95年前に日本が負けたよ。今は第三次世界大戦の真っ只中。ソ連対日本帝国。…そうだ。私は南雲護です。君は?」
「私でありますか?南雲忠一であります。この娘は南雲美咲であります。」
護はそのまま寝ることにした
その頃、飛鳥では
「護君達はあの島に居る筈だ。明日の十二時に島へ捜索だ。」
「護の乗る運送ヘリがあの旧式零戦に撃墜されるとは。まぁ、護の事だ。大丈夫だろう。」
「そうかなぁ…護君は…」
翌日
護は美咲と一緒に墜落現場に行った。護は三式シェパードに乗り、通信機を操作した
『マ…ル……ヨ…ザザー』
輝が言った。艦長は言う事を思い出した
「あ、君達に調査して欲しい所がなあるんだ。ここから南へ行けば島があると言う。戦闘メカ運送ヘリにシェパードを積み出撃し、その島を調査しろ。」
護達は急いで出撃準備した。
約一時間後。護達は戦闘メカ運送ヘリ三機に三式シェパードを各一機づつ積み、出撃した。飛行してニ十分。
「なーんで島を調査なんだろ。」
三式シェパード一号機(近〜中距離型)に乗る護は、不思議に思った。
『古い信号だが、救難信号を受信したらしい。我々は調査、救助するんだ。…うわっ!』
ヘリ操縦者が話を終えた時、強い衝撃が来た。
『護!大丈夫か!くそっ!カトンボ……ザザー』
ガンッ
護は、衝撃でモニターに頭をぶつけ、気絶した。戦争メカ運送ヘリは小さな島に墜落していた。そこからニキロ離れた所に、トーチカがあった。そこの宿屋に、頭に白い包帯を巻いた護は、寝ていた。傍に旧日本海軍軍服を着た、護と同じ年の少年と、大きい白衣を着た幼女が居た
「我が軍の戦闘機を撃墜した私は非国民であります…」
軍服を着た少年は溜め息を吐いた
「うー…いたた…」
護は気が付いた。
「起きたらめーですぅ!」
幼女が幼い言葉使いで言った
「ここは何処?私はどうしたのだ?」
「私が君の戦闘機を撃墜してしまったのでありますよ。私は非国民であります…」
護は周りを見渡した。机の上の機材は約一世紀前の物だった。窓の外は夜で、うっすらと旧式戦闘機が三機並んでいる。
「ここは何処?」
護はもう一度質問した
「知らない島であります。祖先が真珠湾攻撃の時に墜落した島であります。…今の日本の戦況は勝っているでありますか?」
「第二次世界大戦では約95年前に日本が負けたよ。今は第三次世界大戦の真っ只中。ソ連対日本帝国。…そうだ。私は南雲護です。君は?」
「私でありますか?南雲忠一であります。この娘は南雲美咲であります。」
護はそのまま寝ることにした
その頃、飛鳥では
「護君達はあの島に居る筈だ。明日の十二時に島へ捜索だ。」
「護の乗る運送ヘリがあの旧式零戦に撃墜されるとは。まぁ、護の事だ。大丈夫だろう。」
「そうかなぁ…護君は…」
翌日
護は美咲と一緒に墜落現場に行った。護は三式シェパードに乗り、通信機を操作した
『マ…ル……ヨ…ザザー』
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