携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> theWORLD〜夢〜

theWORLD〜夢〜

[217]  ハイスピードフロッグ  2007-07-01投稿
少しだけ自分の住んでいる世界の価値観が変わった。
そうあの日佐藤が長髪に襲われた時だった。あの不思議な力は、なぜか懐かしい感じがした。
そして、今日も見た夢今度は、樹々が生い茂りその中央に湖が広がっている景色で、女の人(高校生くらいだった)が、湖の真ん中で溺れかけている夢だった。俺は助けようと向かったが、白い霧が、突然視界を遮った。
霧が晴れると、景色が、180度変わり空が暗く、少しさびしい路地裏に立っていた。
ふと後ろから荒い声が聞こえてきた。
「あの女が悪いんだ!」気が狂ったように叫んでいる男と、少年が何かもめているようだった。そして、男はポケットからナイフを取り出し少年の方に歩み寄ってきた。
少年は、男を見たまま固まってしまった。男はナイフを掲げた時だった。なにか紫色の光が、男の横を通り少年の身体の中に入っていった。その瞬間男はナイフを少年目掛け、投げていた。
ナイフは、少年に向かい回転しながら確実にむかっていた。
少年が、反射的に手を掲げたときだった。突然男の頬から赤い液体が、顎を伝い落ちるか落ちないかのところだった。
ナイフが男の胸に深々と刺さっていた。それだけではなかった。男がしばらく立ち尽くしていると、男は、何故か切れていった。そう佐藤のように。しかし佐藤の時と明らかに違うのは、切れ味だった。男がもう死んでいるのは明らかだった。その惨い光景を見てやっと悪夢から覚めたいや正夢なのかもしれない。仮に悪夢でもとてもリアルな夢だ。
それにしても、あの光はなんのだろうか。

感想

感想はありません。

「 ハイスピードフロッグ 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス