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私の恋〜2

[288]  桃木香苗  2007-07-02投稿
ぎりぎりで遅刻はまのがれた。
『まったく〜本当ついてない日だわ』
ぶつくさ言いながら、仕事に取り掛かった。

この会社に勤めだして10年苦手なパソコンも熟知できた。
嫌いな上司にもひきつらづ笑う事を身につけた。
食わず嫌いだったゴーヤも今ではあの苦味が恋しくなる。
こんな事から大人になった自分の成長を実感している。


毎日顔を付き合わせるこの人達も仕事が終わればそれぞれの家に帰りそこには家族がいたりいなかったり・・・恋人が待ってる人もいるだろうしいない人もいる。
この世に沢山人はいるのに同じ人生をすごす人は一人もいない、隣の美紀ちゃんも暗い田之上君も仕事とは違う顔を持つ時間をすごしてる。
・・・・・・・・・・

―――イケナイ―――\r

もう少しでまた思い出に引き込まれそうになっていた。
あぶないあぶない。
『そろそろお昼かぁ〜よし!』
今日は外の公園で食事をとる事にした。

近くのコンビニでサンドイッチを3つと野菜ジュースおやつのチョコを買いこみ公園のベンチに座った。
こんな気持ちになった時はいつもここに来る。好きな物を沢山買い小さな噴水をのぞきこむ子供達をながめる事でピンと張った私の神経を緩める。


指定席に着き、食べてる途中で気づいた。
今日は人が誰もいないのだ。
その理由がすぐに分かった。

『寒い・・・。』

そういえば美紀ちゃんが『さむい、さむい』ってホッカイロ沢山持ってたな、人なんているわけがない、風が強くただ寒いだけじゃなかった暴風だろうこれわ。

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