携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 不変 完

不変 完

[213]  2007-07-02投稿
新幹線のドアが閉まった。


そこには冬子が笑顔で涙を流しながら立っていた。

手を振っていた。

直之は「お前が好きだ」とただ思いの丈を短いメールで送っただけだった。

あれはOKサインなのだろうか。

新幹線はもう遙か向こうへと走り去った。



直之の携帯に冬子からメールが来ていた。

「やりたいこと見つけた」

直之がこのメールの意味を理解するのはそれから一年後のことだった。

冬子にとって変わらないものは、自分が一番理想とした姿だったのかもしれない。

感想

感想はありません。

「 廻 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス