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私の恋〜3

[362]  桃木香苗  2007-07-03投稿
寒さに震えながら、誰もいない公園を見渡していた。



誰もいない・・・
人を求め来たのに・・誰もいないなんて・・

過去にひき戻ろうとする自分を、何とかおさえようと奮闘した。
今日の夜は何にしようとか、好きなテレビは何曜日だったとか、一真の部屋をかたずけなきゃとか・・・・・


―――ポタ―――\r
―――ポタ―――\r



涙が出ていた。


ずっと、ずっと我慢してたのに、会いたくて、会いたくてたまらなくなった時も必死で止めたのに!!!

限界だった。
大粒の涙が次々と膝に落ちて行く。


『しんちゃん、しんちゃん、しんちゃん・・なんでよ・・しんちゃん・・あいたいよ、あいたいよしんちゃん』

泣き崩れていた。


初めて人を愛する事ができた。
初めてあなただけが私を愛してくれた。
あなたが私の全てだった。


『なんで・・・なんで・・・なんで・・・』
『――死んだの――』


・・・覚えてる?・・・・初めて出会ったあの日の事・・・あの時・・私は初めて恋を覚えたの・・・。

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