たれ目マニア☆?
彩と付き合い始めて、もう2ヵ月になる。
『そろそろ敬語やめたら?』って言ったらため口どころか呼び捨てにまでなった。まぁ、アイツらしい。
放課後、演劇部に向かう俺の携帯が着信を報せた。
『これから会えない?』
声の主は美紀先輩だ。
俺は話し終えると踵を返し、歩きながら彩宛てのメールを打ち込んだ。
『悪い、急用で行けなくなった。部長に伝えて』
送信して1分足らずで返事がくる。
(相変わらず、はえーな)
『マジ〜?超淋しいじゃん!私もサボりたい…』
入部の条件に、部活動に参加する事をあげられてた辺り、サボる事はないだろうが。
「真鍋君!」
駅の改札口で手を振る彼女を見つけ駆け付ける。
茶髪にパーマ頭は中学の時と変わらない。
「また大人っぽくなりましたね」
俺の誉め言葉に彼女ははにかんで、「上手だね〜」と言った。
二人、当たり前かのようにホテル街を歩く。
周囲を気にしつつ、いつものラブホの駐車場をくぐった。
美紀先輩には年上の彼氏がいる。
良いとこの坊っちゃんらしいが、その分淋しい思いもさせられるそうだ。
で、嫌な事があったりすると必ず俺に電話が来る。
彼女にとって俺は、都合の良い男だ。
『そろそろ敬語やめたら?』って言ったらため口どころか呼び捨てにまでなった。まぁ、アイツらしい。
放課後、演劇部に向かう俺の携帯が着信を報せた。
『これから会えない?』
声の主は美紀先輩だ。
俺は話し終えると踵を返し、歩きながら彩宛てのメールを打ち込んだ。
『悪い、急用で行けなくなった。部長に伝えて』
送信して1分足らずで返事がくる。
(相変わらず、はえーな)
『マジ〜?超淋しいじゃん!私もサボりたい…』
入部の条件に、部活動に参加する事をあげられてた辺り、サボる事はないだろうが。
「真鍋君!」
駅の改札口で手を振る彼女を見つけ駆け付ける。
茶髪にパーマ頭は中学の時と変わらない。
「また大人っぽくなりましたね」
俺の誉め言葉に彼女ははにかんで、「上手だね〜」と言った。
二人、当たり前かのようにホテル街を歩く。
周囲を気にしつつ、いつものラブホの駐車場をくぐった。
美紀先輩には年上の彼氏がいる。
良いとこの坊っちゃんらしいが、その分淋しい思いもさせられるそうだ。
で、嫌な事があったりすると必ず俺に電話が来る。
彼女にとって俺は、都合の良い男だ。
感想
感想はありません。