笑わず
この恋は、巡らず、咲かず、鳴かずに終わる。最初から分かってたことなのに…
「誠吾は見た目よりがっついてないよぉ」
休憩室でメグちゃんと二人。キッチンとホールは休憩の回し方が違うのになんで…。
「そーなんだ。告る前はメグちゃんとヤリたいばっかり言ってたのに」
それとなく二人の付き合いを聞き出すつもりだったのに、自分で言い始めてもう後悔した。
「そーなの?!でもそんな強引なことはしてこないよ」
照れ笑いよりもむかつくのは、全部知ってますって顔だ。
ほんと仲良しでよかったよと、友達らしく笑ってみる。
「でもこーゆう話は彰くんの方がよく聞くんじゃない?」
昼ご飯のうどんをすする。変な声だけど器用に話すなぁ。
「知らないよ。僕はあいつの好きな体位も知らないし。」
そんなの聞きたくない。「うーん…横に寝たままでってゆうのが一番多いかなぁ…それが二人の形って感じ」
恥ずかしそうに笑う。
形って愛のカタチか?
ほんとに笑えない。
叶わないと、始めから分かってる。それでももがいて悩んで出した答えがあった。この恋を飛ばすには、メグちゃんの信用も誠吾の友情も全部利用する。
僕の起こした行動に、今でも後悔なんてしてない。
「誠吾は見た目よりがっついてないよぉ」
休憩室でメグちゃんと二人。キッチンとホールは休憩の回し方が違うのになんで…。
「そーなんだ。告る前はメグちゃんとヤリたいばっかり言ってたのに」
それとなく二人の付き合いを聞き出すつもりだったのに、自分で言い始めてもう後悔した。
「そーなの?!でもそんな強引なことはしてこないよ」
照れ笑いよりもむかつくのは、全部知ってますって顔だ。
ほんと仲良しでよかったよと、友達らしく笑ってみる。
「でもこーゆう話は彰くんの方がよく聞くんじゃない?」
昼ご飯のうどんをすする。変な声だけど器用に話すなぁ。
「知らないよ。僕はあいつの好きな体位も知らないし。」
そんなの聞きたくない。「うーん…横に寝たままでってゆうのが一番多いかなぁ…それが二人の形って感じ」
恥ずかしそうに笑う。
形って愛のカタチか?
ほんとに笑えない。
叶わないと、始めから分かってる。それでももがいて悩んで出した答えがあった。この恋を飛ばすには、メグちゃんの信用も誠吾の友情も全部利用する。
僕の起こした行動に、今でも後悔なんてしてない。
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