たれ目マニア☆20
和也ともう、四日も顔を合わせてない。
って言うか、合わせないようにしてたんだけど…。
それに演劇部も辞めた。
会いたいけど、どんな顔すれば良いのかわかんないのが実際の所。
ドン!!
「イタッ!」
肩をぶつけた相手に、「スミマセン」と謝る。
「痛いじゃない!…ってアンタ…!」
顔をあげると、そこには見覚えのある顔。
「あ…」
沢木先輩とつるんでたショートカットの…!!
隣には沢木先輩本人もいる。
「またアンタ?…でも、ちょうど良かったわ。ちょっと顔貸しな!」
「やっ…!」
抵抗虚しく、無理矢理両腕を掴まれてしまった。
引きずられて来たのは、やっぱり体育館裏…。
あの時の記憶が蘇って、ぞっとする。
「アンタ、本当に和也クンと付き合ってるんだって?」
目を合わせないし、答える気もない。
ムカつく〜とか、後ろでショートの女性が舌打ちしてる。
「イイ態度だね…」
腕を組んで見下ろす沢木先輩。
「人の彼氏を盗っておいて随分じゃなぁい?」
ギリッ!
「つっ…!」
思いっきり足を踏まれた。
「フンッ!どうせ、アンタもすぐ捨てられるんだよっ。アンタもね!」
「!?」
―ステ…ラ…レル…?
って言うか、合わせないようにしてたんだけど…。
それに演劇部も辞めた。
会いたいけど、どんな顔すれば良いのかわかんないのが実際の所。
ドン!!
「イタッ!」
肩をぶつけた相手に、「スミマセン」と謝る。
「痛いじゃない!…ってアンタ…!」
顔をあげると、そこには見覚えのある顔。
「あ…」
沢木先輩とつるんでたショートカットの…!!
隣には沢木先輩本人もいる。
「またアンタ?…でも、ちょうど良かったわ。ちょっと顔貸しな!」
「やっ…!」
抵抗虚しく、無理矢理両腕を掴まれてしまった。
引きずられて来たのは、やっぱり体育館裏…。
あの時の記憶が蘇って、ぞっとする。
「アンタ、本当に和也クンと付き合ってるんだって?」
目を合わせないし、答える気もない。
ムカつく〜とか、後ろでショートの女性が舌打ちしてる。
「イイ態度だね…」
腕を組んで見下ろす沢木先輩。
「人の彼氏を盗っておいて随分じゃなぁい?」
ギリッ!
「つっ…!」
思いっきり足を踏まれた。
「フンッ!どうせ、アンタもすぐ捨てられるんだよっ。アンタもね!」
「!?」
―ステ…ラ…レル…?
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