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ラストプレゼント

[366]  まつり  2007-07-08投稿
冷たい風がひんやり私の体を包む。
私の前に凉の姿はない。
何分、何時間たったか分からなくて、一切れ残った玉子焼きだけが虚しく残ってた。
凉の好きなひとができたって言われた後の記憶がない。
その後凉が必死に何かを伝えてたよぅなないよぅな…。
分からない。

グーッお腹の音
「お腹すいた。」
人ってこんな時でもお腹はすくんだ。私はそんな自分に小さなため息をついた。
鍵を閉めて私は凉との想い出がつまった場所へ向かった。

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