携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> LAST LETTER

LAST LETTER

[136]  チリソース  2007-07-09投稿
夏のはじめ

夏の風物であるセミの鳴き声に振り向く事なく俺は自転車を走らせいつもの場所へ向かう。

自転車の鍵も抜かず無造作に自転車を乗り捨て病院内に入る。

病院の自動ドアが開いた瞬間冷たい風が心地よい。急いで来たから尚更である。
俺は待ち合わせの場所まで急ぎ足で向かい、1階のエレベーターを見て1階にエレベーターが来ていないと歩きながら確認したら階段で3階まで1段抜かしで一気に上った。


階段で上った息を整えてまた歩き出す。
―キュッ、キュッ、キュッ、キュッ―\r


スニーカーのゴム底が廊下と擦れる音が長い廊下に反響する

―キュッ、キュッ、キッ!―\r

病室を確認して立ち止まり、少し間を開けてノックをして病室の中に入る。


そこにはいつも変わらず笑顔で迎えてくれる君がいた。

感想

感想はありません。

「 チリソース 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス