愛したい...(17)
遠矢からの連絡を待った
待っている間は結構ぐちゃぐちゃ考えてた
和也の事、ましろの事を
和也は遠矢の様子からしてまだ大丈夫やと思う
リナの方が問題か…
ましろは…
考えて止めた
「俺らしくない…」
ため息とほぼ同時に吐き捨てる様に言った
物事を考える力がまだあるとは…いや、どんだけ冷めた奴でも考え事くらいたまに、する
けど
今のはちょっとちゃうな
【心配】
俺が無くした感情のひとつ…
「あのちび本間に大丈夫なんかな…」
いや、普通にこれで良かったやろ
そらミョーな関係(?)やし
父親も心配してるはずやからな…
『ましろがいない方がお父さんも楽でしょ?』
ましろの言葉が頭ん中に残ってた
何を言うかあのボケ
『お母さんにも会いたかったし』
…
あいつ…
ヴーッヴーッ!―\r
遠矢からの電話
ピッ
『ごめん!遅なった』
「いや…リナは?」
『うん、ちょっと帰らせた。変な責任感じてかなり落ち込んっるから』
「責任?…和也まだ出てこれんの?おばさんは?」
『う―ん、和也な
今留置所やって』
「は?」
思わず間抜けな声が出た
「和也が?」
『手短に言うけどちょっと長くなるかも』
どっちやねん
言葉ばが喉の先まできて消えた
「分かったから言って」
待っている間は結構ぐちゃぐちゃ考えてた
和也の事、ましろの事を
和也は遠矢の様子からしてまだ大丈夫やと思う
リナの方が問題か…
ましろは…
考えて止めた
「俺らしくない…」
ため息とほぼ同時に吐き捨てる様に言った
物事を考える力がまだあるとは…いや、どんだけ冷めた奴でも考え事くらいたまに、する
けど
今のはちょっとちゃうな
【心配】
俺が無くした感情のひとつ…
「あのちび本間に大丈夫なんかな…」
いや、普通にこれで良かったやろ
そらミョーな関係(?)やし
父親も心配してるはずやからな…
『ましろがいない方がお父さんも楽でしょ?』
ましろの言葉が頭ん中に残ってた
何を言うかあのボケ
『お母さんにも会いたかったし』
…
あいつ…
ヴーッヴーッ!―\r
遠矢からの電話
ピッ
『ごめん!遅なった』
「いや…リナは?」
『うん、ちょっと帰らせた。変な責任感じてかなり落ち込んっるから』
「責任?…和也まだ出てこれんの?おばさんは?」
『う―ん、和也な
今留置所やって』
「は?」
思わず間抜けな声が出た
「和也が?」
『手短に言うけどちょっと長くなるかも』
どっちやねん
言葉ばが喉の先まできて消えた
「分かったから言って」
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