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私の恋〜5

[199]  桃木香苗  2007-07-11投稿
疲れた。

毎日親父達に抱かれる日々、ただ感じてるふり。
1度殺されそうになった事がある。
『売春女が大っ嫌いだっ』とホテルに入るなり首を絞められた。
なんとか抵抗して逃げ出したが、運がよかっただけ、もしあの時携帯がならなかったら、本当に死んでた。
辞めたいとその時初めて頼んでみた。でも15の小娘がどうやって生きてくのか、だいたい13からこの世界に入りいまさらぬけられると思うかと、脅され結局続ける事にした。


2月22日


いつものご指名がはいった。
産業物産の社長。
ホテルの部屋に入り早速始めようとした時だった。


―バタン―\r


ドアの所に男の子が立っていた。


顔には表情がなく右手に光る物を握り締め、悲しくそして憎しみの顔を私の上でまたがっている男にむけ、とびかかって来たのだ。


『なっ・・何で・だ・・しん・許してくれ・・』


気づくと男の胸からは大量の血が流れ落ちていた。

なっ・・何がおきてるの?なんなのこれは?私も殺される。
幸せなんてやってこなかった。
必死で生きて来たのにクソッ!!クソッ!!あの時助かったのは今日死ぬ運命だったからなのか。


男の子は小刻みに呼吸をして息絶えている男をにらんでいた。
『服を着ろ』



『早くするんだ』


私は言うとうりするしかなかった。

『こい』


どこかで殺されるのかと体が硬直して動かなかった。
足が震えてる。
マンガみたい。
こんな時でもバカな事は思いつく。


『心配しなくても殺さないよ、早く逃げないとあんたも捕まるよ』

あわてて服を来た。
目の前の男がたった今人を殺したのに・・。素直について行こうと思う自分がおかしい


この先にけして幸がある事はない
わかってるのに・・・

血に染められた手を掴み走りだした。


恐怖は消えていた。

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