ベタ恋。No.10
「ハハハ。嘘だって。
で、その子とは何か発展があったのか?」
と、京介が笑いながら聞いた。
「いやぁ、本当なんだけど、また電車で見かけたら声をかけて下さいって言われたんだよなぁ」
「は?何か話的には出来すぎじゃないか?
まるでドラマみたいだな(笑)」
「俺も正直ドラマみたいな感じだと思ったよ。
でもな、生まれてこの方彼女も女友達もろくにいない僕じゃん?」
「あぁ、そうだな(笑)
でも、お前すごい良い奴なのに何で彼女が出来ないか不思議だけどな。」雅治はたまに人を真剣に褒めたりしてくれる。
「良い人だけだったらダメだよ。多分、友達の関係で終わりだよ」
雅治が急に真剣な顔で言い始めた。
「お前はまだ、ろくに女の人と喋ってないからわからないかもしれないけど、人が本当に人を好きになるのは相手の心に惹かれるからだと思うんだよ。だからさぁ、もっと自信持てよ。
お前のそのマイナス思考な考えは俺あんまり好きじゃないかもな。」
正直、胸にグサッときた。
そうなんだよ。
僕は自然にマイナス思考に考えてしまう性格なんだ。
そして、それを聞いてもらってる相手に慰めの言葉をもらうのを待っているんだと思う。
本当に嫌な自分だと思う。
僕が黙り込んで考えていて、しばらく二人の間に沈黙が続く。・・・
そして、雅治が再び話始めた。
「まぁ、別に悪く言ったワケじゃないからな。
あんま深く考えるなよ」「いや、全部お前の言う通りだよ。
こんなに深い話ができる友達がいて本当に良いと思ってるよ」
「そうか、それは良かった。俺もお前みたいな友達がいて良いと思ってるよ」
「キーン、コ〜ン、カーン、コ〜ン」
「やべぇ!一限目のチャイム鳴っちまったじゃん。」
二人は教室に向かってダッシュで走っていった。
で、その子とは何か発展があったのか?」
と、京介が笑いながら聞いた。
「いやぁ、本当なんだけど、また電車で見かけたら声をかけて下さいって言われたんだよなぁ」
「は?何か話的には出来すぎじゃないか?
まるでドラマみたいだな(笑)」
「俺も正直ドラマみたいな感じだと思ったよ。
でもな、生まれてこの方彼女も女友達もろくにいない僕じゃん?」
「あぁ、そうだな(笑)
でも、お前すごい良い奴なのに何で彼女が出来ないか不思議だけどな。」雅治はたまに人を真剣に褒めたりしてくれる。
「良い人だけだったらダメだよ。多分、友達の関係で終わりだよ」
雅治が急に真剣な顔で言い始めた。
「お前はまだ、ろくに女の人と喋ってないからわからないかもしれないけど、人が本当に人を好きになるのは相手の心に惹かれるからだと思うんだよ。だからさぁ、もっと自信持てよ。
お前のそのマイナス思考な考えは俺あんまり好きじゃないかもな。」
正直、胸にグサッときた。
そうなんだよ。
僕は自然にマイナス思考に考えてしまう性格なんだ。
そして、それを聞いてもらってる相手に慰めの言葉をもらうのを待っているんだと思う。
本当に嫌な自分だと思う。
僕が黙り込んで考えていて、しばらく二人の間に沈黙が続く。・・・
そして、雅治が再び話始めた。
「まぁ、別に悪く言ったワケじゃないからな。
あんま深く考えるなよ」「いや、全部お前の言う通りだよ。
こんなに深い話ができる友達がいて本当に良いと思ってるよ」
「そうか、それは良かった。俺もお前みたいな友達がいて良いと思ってるよ」
「キーン、コ〜ン、カーン、コ〜ン」
「やべぇ!一限目のチャイム鳴っちまったじゃん。」
二人は教室に向かってダッシュで走っていった。
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