Person of A fate〜運命の人〜4
おやすみって言うのが何か嬉しくて、打った後も携帯を見つめる。
(何か、良い夢見れそう♪)さおりがウトウトしていた頃、光太郎もすでに眠りに就いていた。
朝が来て、光太郎は元気に家を飛び出す。
まぁ…元気に、と言うか時間ギリギリになってしまったからだ。
最寄りの駅を目がけて猛ダッシュ!
改札をくぐりホームへ続く階段を一気に駆け上がる。辿り着いた時にはちょうど電車も到着した所だった。ドアが開くとすぐに乗り込み携帯を開く。
『さおりん、おはよう!』朝一のメールを打つ。
「よぉ!今日はギリギリだったみたいだな」
横を向くと背が高く短髪の男子高校生が隣にいた。
友達である斎藤仁(じん)だ。
「んー、寝過ごした」
頭を掻きながら笑う光太郎。
その様子を見て仁が突っ込んだ。
「んだよ?何か良い事あったか?」
にやける仁。
(顔がやらしーな)
と光太郎は思いながら、
「まぁね♪」
と答えた。
〜♪
メールの着信音だ。
光太郎はポケットから携帯を取り出した。
(なんだ、篠崎か)
てっきりさおりからだと思っていた光太郎は少しうなだれた。
『藤谷さんからメールあった?』
『うん』
たった二文字を入力して返信する。
(何か、良い夢見れそう♪)さおりがウトウトしていた頃、光太郎もすでに眠りに就いていた。
朝が来て、光太郎は元気に家を飛び出す。
まぁ…元気に、と言うか時間ギリギリになってしまったからだ。
最寄りの駅を目がけて猛ダッシュ!
改札をくぐりホームへ続く階段を一気に駆け上がる。辿り着いた時にはちょうど電車も到着した所だった。ドアが開くとすぐに乗り込み携帯を開く。
『さおりん、おはよう!』朝一のメールを打つ。
「よぉ!今日はギリギリだったみたいだな」
横を向くと背が高く短髪の男子高校生が隣にいた。
友達である斎藤仁(じん)だ。
「んー、寝過ごした」
頭を掻きながら笑う光太郎。
その様子を見て仁が突っ込んだ。
「んだよ?何か良い事あったか?」
にやける仁。
(顔がやらしーな)
と光太郎は思いながら、
「まぁね♪」
と答えた。
〜♪
メールの着信音だ。
光太郎はポケットから携帯を取り出した。
(なんだ、篠崎か)
てっきりさおりからだと思っていた光太郎は少しうなだれた。
『藤谷さんからメールあった?』
『うん』
たった二文字を入力して返信する。
感想
感想はありません。