携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 空色ナツカゼ −ツキアカリ−

空色ナツカゼ −ツキアカリ−

[433]  マヌ  2007-07-12投稿
「えっ……?」私は声が出なかった。彼………死んだ…20年前…??
「ごめんね。びっくりさせて。でも聞いてほしい。」彼は私に手を伸ばしたが、私はそれを拒絶した。自分の行動に驚く。今まで一緒にいた人を拒絶した。私は………
今起こったことを、信じたくなくて、彼が怖くて、走り出す。「芽吹……!!」彼は私の名前を呼ぶ。「俺の話をきいて!!いつもの場所でまってる!もう時間がないんだ!!」
家につくと、声が枯れるくらい泣いた。
もう夜になっていた。私はのろのろと立ち上がり、彼のいる場所へむかった。
いつもの場所……それは、今は誰もいない学校だった。最初は怖かったけれど、彼はある教室に私を連れていった。窓からは、海が広がり、月明かりが差し込み、ただ、ただ幻想的だった。
教室に入ると、月明かりに照らされる、いや、月明かりに透けた彼がいた。彼を見た瞬間、涙が頬をつたう。私が好きな人。私の好きな人。
「来てくれたんだ。早速だけど、僕の話を聞いてほしい。」私は頷く。
「ありがとう。実はね………」
長い間がたったと思う。涙は止まらない。「芽吹…大好きだよ。」彼も涙しながら私に言った。「会えると良いね……」

感想

感想はありません。

「 マヌ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス