時を越えた想い〜思いだせない想い〜?
私「私まだキミの名前教えてもらってない!」私は彼にむかって叫んだ。 私「教えて!絶対思い出すから!!」 彼はこっちを振り返って言った。 彼「ーーー。」 (絶対思い出してみせる!!)私は心の中で何度も繰り返した。 私は目を覚ました。体育館裏で倒れていたみたいだ。父母「よかった。よかった。」父と母は泣いていた。警察「さきさん。助かったのはいいことなんですがどうやって助かったんですか?」 私「…わかりません。」 (どうやって助かったんだろう。わからない。でもこんなにも悲しいのはどうしてだろう。)私の目からは涙があふれていた。とまらない。 2015年4月23日 警察「もうこんなところにくるようなことするなよ。」 男「はい。お世話になりました…。もう5年も刑務所の中だったからなぁ。これからどうしようか。まぁ帰ってから考えるか。」 男は桜が満開の並木道を歩いていると一人の女性とすれ違いその女性は言う。 女性「ひどいなぁ。私は覚えてるのにキミが忘れてるなんて。…後藤あきらくん。」 その女性とは椎名さき(私)だった。 後藤くんはこっちを振り返ってびっくりしている。そして私のことがわかったのだろう。 後藤くん「さきさん!?どうして!?」 私「キミが助けてくれた日からずっと気になっていたの。雪の日になるとなぜか悲しくなって涙がとまらない。だから2000年2月14日に何があったのかタイムマシンで確かめに行ったの。」 私たちは少しの間見つめ合っていた。そして15年間の一度は忘れさせられた想いが実を結ぶ。 後藤くん「そうだったんすか。嬉しいです。俺はもうあなたに忘れられたくない。これからは俺と二人で暮らしませんか?」 私「はい。これからもあの時みたいに守ってください。」 私たちは手をつなぎ桜並木よりもずっとずっと長い道を歩き始めた…。
感想
- 346: 内容は上手いんですが少し読みにくいです。次の作品は頑張って下さい [2011-01-16]
- 349: めっさストーリー良かったっす!!また新しいの書いたら読みますよ!! [2011-01-16]
- 355: メッチャ感動しました??次の作品楽しみに待ってます? [2011-01-16]
- 460: 凄くよかったです!これからもいっぱいの作品作ってください。 [2011-01-16]
「 ケンゾー 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。