友へ
僕の名前はキム・サンスン
小1から朝鮮学校に通っている。
僕は朝鮮学校に行くまで自分が朝鮮人であることを知らなかった。
だから幼稚園の友達は近くの日本学校に行くのに自分だけが電車に一時間も揺られながら、朝鮮学校に行くのかわからなかった。
母に聞いたら何も答えず、ただ泣いていた。
今考えるとあの涙は息子が遠い学校に行くのが心配して流した涙ではなく、近くの日本学校に行かせやれないという、悔し涙だったのかもしれない。
母は朝鮮という言葉を聞くのも嫌なくらい、朝鮮民族を憎んでいた。
理由は簡単
昔母は朝鮮人というだけでイジメられてたのだ。
もちろんイジメたほうが悪いのだけれども、母は自分が朝鮮人に生まれてきたということを恨んだ。
そんなに嫌なら帰化(日本人になること)すればいいと思うかもしれないけど、母、いや家族全員が帰化出来ないワケがあった。
それは後で話そうと思う。
小1から朝鮮学校に通っている。
僕は朝鮮学校に行くまで自分が朝鮮人であることを知らなかった。
だから幼稚園の友達は近くの日本学校に行くのに自分だけが電車に一時間も揺られながら、朝鮮学校に行くのかわからなかった。
母に聞いたら何も答えず、ただ泣いていた。
今考えるとあの涙は息子が遠い学校に行くのが心配して流した涙ではなく、近くの日本学校に行かせやれないという、悔し涙だったのかもしれない。
母は朝鮮という言葉を聞くのも嫌なくらい、朝鮮民族を憎んでいた。
理由は簡単
昔母は朝鮮人というだけでイジメられてたのだ。
もちろんイジメたほうが悪いのだけれども、母は自分が朝鮮人に生まれてきたということを恨んだ。
そんなに嫌なら帰化(日本人になること)すればいいと思うかもしれないけど、母、いや家族全員が帰化出来ないワケがあった。
それは後で話そうと思う。
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