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LASTSUMMER#03 『朝山中』

[601]  SETTARMEN  2007-07-14投稿
藤城中がアップを開始する中、一塁側朝山中ベンチではエース、南寿人(ミナミヒサト)がピッチングを始めようとしていた。


【一塁側朝山中ベンチ】


南『相良〜。早くしろよ〜。』


南寿人。身長はやや高め、スラっとしたモデル体型で顔も整ったいわゆる『イケメン』ってやつだ。


そして彼が呼んでいるのは朝山中の捕手、相良有裕(サガラアリヒロ)


非常に身長が高い。とても中学生とは思えない高さだ。


相良『わりぃ?じゃあ始めるか。』


南、相良のバッテリーはピッチングを始めた。


ベンチ前には素振りをする男が二人。


『なぁ、剛介。今日の藤城のピッチャーすごいらしいぜ。』


そういったのは伊野波巧(イノハタクミ)


肌が黒いのが特徴で、ツンツンした髪も特徴と言えるだろう。朝山中のキャプテンだ。


『あ〜〜俺も知ってる〜〜。天堂寺だろ〜〜。なんとか打ちたいなぁ〜〜』


伊野波に答えたは中西剛介(ナカニシゴウスケ)。


伊野波や南とは対照的に体格がよく、悪く言えば『デブ』という言葉があてはまるだろう…

ちなみに眼鏡をかけている。


そして今紹介した4人こそが、朝山中を支える『朝山四天王』なのだ。


数分後、朝山中の監督紺田(コンタ)が選手を集めた。


『スタメン発表するぞ〜!』

朝山中のスタメンはこうだった。

1(遊)伊野波3年
2(三)清和2年
3(投)南3年
4(一)中西3年
5(捕)相良3年
6(右)佐藤3年
7(中)渋谷3年
8(二)本多3年
9(左)遠藤3年


朝山四天王が上位を打つという『いつものオーダー』で朝山中は藤城中と試合に臨む。


藤城中のシートノックも終わり、いよいよ試合が始まる!!


先発は天堂寺VS南
どんな試合になるのだろうか……

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