Person of THE fate〜運命の人〜11
夏休みがやって来た。
と言うのに、予告通り光太郎は部活の日々だった。さおりも友達と遊びに行くのはもちろん、バイトでお金を稼ぐのに必死になっていた。
「最近、前よりバイト行ってない?」
向かいの席に座った里恵子がフライドポテトを頬張りながらさおりを見た。
今は里恵子と二人、マク○ナルドでお茶をしている。
「うん、週三だったのが週四になった」
さおりもジュースを飲みながら答える。
「何か物入り?」
「って言うか、携帯代(笑)」それを聞いて、ははんと笑う里恵子。
「それでか〜」
「え、何?」
「や、最近さおりが携帯ばっかいじくってるから、彼氏でも出来たんか〜?って優奈と話してたの」
さおりは飲んでたジュースを吹き出しそうになった。
「いや、ないない!」
利き手を顔の前で、左右に振る。
怪しいな〜などとぼやく里恵子。
「でもさ、ホントそうゆうの話そうとしないよね、さおりは」
ドキッとして黙り込むさおり。
「もっと、私らに話しても良いと思う…」
里恵子が真剣なのを見て、さおりも口を開く。
「うん、ゴメン。…でも本当に違うの、彼氏出来たとか」
里恵子の口から、そっか…と小さく聞こえ、さおりは残りのジュースを飲み干した。
と言うのに、予告通り光太郎は部活の日々だった。さおりも友達と遊びに行くのはもちろん、バイトでお金を稼ぐのに必死になっていた。
「最近、前よりバイト行ってない?」
向かいの席に座った里恵子がフライドポテトを頬張りながらさおりを見た。
今は里恵子と二人、マク○ナルドでお茶をしている。
「うん、週三だったのが週四になった」
さおりもジュースを飲みながら答える。
「何か物入り?」
「って言うか、携帯代(笑)」それを聞いて、ははんと笑う里恵子。
「それでか〜」
「え、何?」
「や、最近さおりが携帯ばっかいじくってるから、彼氏でも出来たんか〜?って優奈と話してたの」
さおりは飲んでたジュースを吹き出しそうになった。
「いや、ないない!」
利き手を顔の前で、左右に振る。
怪しいな〜などとぼやく里恵子。
「でもさ、ホントそうゆうの話そうとしないよね、さおりは」
ドキッとして黙り込むさおり。
「もっと、私らに話しても良いと思う…」
里恵子が真剣なのを見て、さおりも口を開く。
「うん、ゴメン。…でも本当に違うの、彼氏出来たとか」
里恵子の口から、そっか…と小さく聞こえ、さおりは残りのジュースを飲み干した。
感想
感想はありません。