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Person of THE fate〜運命の人〜13

[310]  じゅりあ  2007-07-15投稿
八月に入った。
一樹がメールの途中で突然言い出した。
『そろそろ電話で話せない?』

実は、メールを始めた頃にも一度言われた事があった。
その時はお互いまだ何も知らないから、もっと親しくなってから…と断ったのだが。
さすがに二度も断る事は出来ない。
(あれから結構経つしなぁ)そう思ったさおりは番号を教えた。

〜♪

すぐにかかって来て、少し緊張しながら通話ボタンを押す。

「もしもし…」
『もしもし、さおりちゃん?』
「はい」
『改めて初めまして!』
「初めまして…」
初めて聞く一樹の声はなかなか魅力的だった。
実際に会話の中で「良い声ですね」と、さおりが言うと『声は良いよな〜って言われるんだ』と返って来た程。
会話の最後に
『番号教えてくれてありがと!メールだとあんまり話できないからさ、早くさおりちゃんと話がしたくて、急かしたりしたけどゴメンね。』
と一樹が言った。
思っていたよりも、ずっと感じの良い人で話していて楽しいと思った。
何より、さおりの周りにはいないタイプで新鮮だったのだ。
電話を切ると新着メール二件の表示。
(こうちゃんからだ!)
急いでメールを開く。
二件とも光太郎からだった。

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