携帯小説!(PC版)

紅い媚薬

[520]  アヤミ  2007-07-15投稿

濡れた瞳で 君が言う

抱きしめてください

愛してください


決まっていた事だ


僕が始まった時から

君が始まった時から


花が水を欲するくらい

鳥が空を目指すくらい


自然な事


戸惑いなんて

欠片もなく


僕は君を選んで

君は僕を求めた


毎夜 繰り返される宴

躰の中で覚醒する


酔いのせいか

運命がそうさせるのか


抱きしめてください

愛してください


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