携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> Person of THE fate〜運命の人〜6

Person of THE fate〜運命の人〜6

[325]  じゅりあ  2007-07-15投稿
昼休み、光太郎はさおりの特徴を聞き出す事にした。
今のままでは例えすれ違ったとしても、気付かないままで終わるからだ。

黒のミディアムに斜め分けの髪、奥二重気味の目。
身長163cmと聞いた時には自分と余り大差ないじゃないかと少し凹む光太郎。
『私が標準より高いほうだから…』とさおりはフォローを入れたのだが…。
食堂の自販機にて牛乳を選ぶ光太郎の後ろで仁が肩を叩いた。
「こうちゃ〜ん。牛乳だけじゃ背は伸びないぞっ」
「うるさいよ」
180cm近くある仁に言われるとムッと来る。
ちなみに仁はコーヒーを選んだ。
(お前は良いよな。背が高くて)
パックにストローを挿し、その場で飲み干す。
「誰も牛乳だけに頼ってねーよ。野球だってやってるし」
帰宅部の仁を横目に見る。仁は部活などしてる時間があるなら女の子と遊んでる方が良いと言う考えの持ち主だ。
じゃあ何故、白宮工業と言う男子校を選んだのか。
それは謎のままである。
「お前、夏休みどーすんの?」
コーヒーに口を付けた仁が問い掛けた。
「部活の嵐」
光太郎の答えに、げぇ!と嫌そうな顔をする。
「健全な男子高校生がっ!」「健全だからだっ」
すかさず突っ込む光太郎であった。

感想

感想はありません。

「 じゅりあ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス