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Person of THE fate〜運命の人〜10

[278]  じゅりあ  2007-07-15投稿
さおりが一樹とメールを始めて一ヵ月が過ぎた頃だった。
始めの内はたまにしか来なかったメールが、最近では頻繁に来るようになっていた。
一樹の事も段々わかって来た。
例えば現場仕事をしてる事や、同じ歌手が好きだと言う事だ。
その日も始めはハイテンションな文面だったのが急に変化を見せ、さおりは思わず心配をする。
『どうしたんですか?』
『いや、ちょっと悩んでて…』
『私が聞ける事なら聞きますよ』
暫らく時間が開いてから返事が来た。
『実は連れにコクられて…』
『へぇ…。一樹さんモテるんですね!でも何で悩むんですか?友達としてしか見れないとか?』
人の悩み事の相談に、つい乗ってしまうさおり。
だが、思いがけない言葉が返って来た。
『それもあるんだけど、さおりちゃんの事も気になるし…』

(え!何で??)
ただのメル友としか見ていなかったさおりは
『私の事は気にしないで下さいよ〜。顔も知らない相手ですし』
と返した。
送信した後、失礼な言い方してないか少し心配したのだが…。
『そうだよね。ちょっと俺、今可笑しかった。忘れて?』
一樹の言葉に何だか申し訳なくなるのだった。

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