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ベタ恋。No.12

[265]  Takya  2007-07-16投稿
約束の場所の噴水前で僕はあおいを不安に思い待っていた。
あおいは正直時間にルーズなのでいつ来るかは分からない。
一番酷かったのが約束した事すら忘れて他の用事を作って遊んでいた事だ。
「お待たせ〜」
いきなり、あおいが僕の目の前に立っていた。
「うわっ!?ビックリさせるなよ!」
「アハハハ!ごめん、ごめん。だってあんたずーっと下向いてボーっとしてるもんだからさぁ、脅かしたくなっちゃったんだよ(笑)」
「本当死ぬかと思ったよ。ってか、お前が早く約束の場所に来るとか珍しいんだけど。
何かあったの?」
「は?私はいっつも約束とかは守るんだけど。
人聞きの悪い事言わないでくれないかなぁ?」
「はいはい。約束した事すら忘れてた事なかったっけ?(笑)
「あんた、まだその事覚えてたの?もう謝ったじゃん(笑)」
「で、今日はどこへ行くんですか?」
「今日はねぇ。夏服をジャンジャン買いたいんだぁ。あと、美味しい物食べたい!」
「あのさぁ、あおい。」「何?荷物持ちが嫌って言うんじゃないよね?」「いや、よくよく思ったらさぁ。
こういう事って普通彼氏の雅治と行くものだろ?僕は別にあおいと遊ぶのが嫌って言ってるんじやないんだよ。
ただ、・・・なんて言うか、雅治の事ももう少し考えてあげたらどうかな?」
僕はあおいと雅治の為にと思い、自分が思っていることをあおいに言った。
すると、あおいが少しムッとした表情で言った。
「どうしてそんな事を言うのかなぁ。
あんたは私たちの為思って言ってくれてるかわかんないけど、私からしたらショックだよ。
京介は昔からの友達だし、二人で遊びたいって思う事あるんだよ。
それって変な事かな?」まさかこんな答えが返って来るとは思わなかった。
「ごめん。悪かった・・・」
僕はいつもこういう状況になったら反論出来ず先に折れてしまう。
「いや、私もチョット言い過ぎたかも。
ごめん・・・」
二人の間に少しだけ沈黙が続く。
「いや、まぁ、何て言うか、とりあえず行きますか(笑)」
「うん。」
あおい・・・雅治と何かあったのかな?
でも、雅治は超ラブラブだって言ってたしな。
でも、今日のあおいは何か違う。
雅治の話をして怒る事なんななかったのに。
そう僕は思い、あおいと一緒に買い物へと歩いて行った。

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