携帯小説!(PC版)

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[547]  オルティス  2007-07-17投稿
そこにはメガネをかけた女子と根暗な男子と二人が立っていた。

「え、あ、うん・・・。」
翔磨の中で野球しそうにないNo.1、No.2と思っていたので驚きも隠せない。

「私たちじゃダメ?」
「全然OKだよ」
真也は(意識はしてないが)イケ面を生かしてさわやかキラースマイルで決めた、が・・・

「それじゃヨロシクね!」
普通にスルーだった。
時間と場所だけ伝えると二人とも去っていった。

翔磨はすぐに緊急会議に入った。議題は・・・
「あいつら大丈夫か?」
「え?何が?」
「2人とも野球できるのかな?」
「今そんなこと言ってる場合じゃないだろ」
「そりゃそうだが・・・」

彼女は月島 桃子。
翔磨と同じクラスの幼なじみな上、偶然にも家は隣同士。優等生の委員長だが運動神経は不明・・・

「まぁ桃は良いとして、もう一人は誰?」
「あいつはうちのクラスの奴だ。月島との接点が分からなけど・・・」

男の方は藤田 隆雄。
外見、中身とネクラ。
何故野球を始めようと思ったのか不明。外見以外ミステリーの塊である。

「とにかく、あと一人かぁ!」
「あと一人なら先輩が連れてくるだろ」

学校が終わり、ワクワクしながら練習着に着替えるため家へ戻った。

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