ココロ?
「家まで送る。」
少し落ち着いた私にジュースを渡し、彼はバイクを取りに行った。
優しい彼の事を『やっぱり初めだけは優しいんだ...。』と素直に受け止める事ができず、一人で歩いて帰った。男と二人っきりになる事が恐かった。男と車やバイクに乗る事が恐かった。
しばらく歩いていると、いきなり腕を掴まれた。
振り向くと恭平がいた。
「送るって言うたやん。」
私は何も言わず彼の手を振り払い、一人歩き出した。
今は優しい人でもまた殴られる日々が始まるかもしれないと恐怖感がだけが私の中にあったから。彼も追って来る事はなかった。
それからは彼に会う事もなく、異性とは全く関わりを持つ事もなかった。
そんなある日、学校帰りにコンビニに寄るとそこには恭平の姿が...。
楽しそうに友達と笑ってる彼の顔を見て、なぜか胸が苦しくなった。私はそのまま店を飛び出した。
「ナツ!!」
一瞬、息が止まった。恐る恐る振り返ると恭平が立っていた。
「逃げんなよ...。」
彼の顔を見ることさえできなかった。
「ごめん。帰る。」
冷たく言い放った私に彼は『気を付けて帰れよ。』と言って去って行った。
その日の夜はなぜか恭平の事が気になって眠る事ができなかった。
彼の事を考えると自然と涙が溢れてきた。その理由も自分でも分からなかった。
「恭平って人に惚れたか??」
美子が少しうれしそうな顔をした。しかし自分では彼を好きになってるのか分からなかった。
少し落ち着いた私にジュースを渡し、彼はバイクを取りに行った。
優しい彼の事を『やっぱり初めだけは優しいんだ...。』と素直に受け止める事ができず、一人で歩いて帰った。男と二人っきりになる事が恐かった。男と車やバイクに乗る事が恐かった。
しばらく歩いていると、いきなり腕を掴まれた。
振り向くと恭平がいた。
「送るって言うたやん。」
私は何も言わず彼の手を振り払い、一人歩き出した。
今は優しい人でもまた殴られる日々が始まるかもしれないと恐怖感がだけが私の中にあったから。彼も追って来る事はなかった。
それからは彼に会う事もなく、異性とは全く関わりを持つ事もなかった。
そんなある日、学校帰りにコンビニに寄るとそこには恭平の姿が...。
楽しそうに友達と笑ってる彼の顔を見て、なぜか胸が苦しくなった。私はそのまま店を飛び出した。
「ナツ!!」
一瞬、息が止まった。恐る恐る振り返ると恭平が立っていた。
「逃げんなよ...。」
彼の顔を見ることさえできなかった。
「ごめん。帰る。」
冷たく言い放った私に彼は『気を付けて帰れよ。』と言って去って行った。
その日の夜はなぜか恭平の事が気になって眠る事ができなかった。
彼の事を考えると自然と涙が溢れてきた。その理由も自分でも分からなかった。
「恭平って人に惚れたか??」
美子が少しうれしそうな顔をした。しかし自分では彼を好きになってるのか分からなかった。
感想
感想はありません。
「 ココ 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。