携帯小説!(PC版)

[473]  MASTER  2007-07-17投稿
「はぁ…はぁ…」
息を切らした兵士がヒュー将軍の元に駆け寄ってきた
「どうしたのだ」
威厳のある声が、息を切らした兵士の耳に入ってきた
「ジェラルド将軍からです。スワンプマンモスが出現、バリスタを至急だしていただきたい。だそうです。」
「スワンプマンモス!分かった5部隊だそう。」
「助かります」
兵士が安堵の表情をうかべた
「バリスタをだせ」
将軍の声がして数分、後ろの門から、丸太1本で作られたぐらいの巨大な弓矢がでてきた
そして、その後ろから矢を打ち出すための台が、数人の兵士によって押し出されて来た
「方角は?」
将軍が聞く
「北北東約100キロの距離にいます」
「分かった。至急向かわせる」




一方最前線の部隊は苦戦を強いられていた
「クソ…スワンプマンモスの攻撃が思ったより、激しいな」
ジェラルドの部隊の、もはや肉眼で簡単に捕らえる事の出来る、体長100メートル以上あろうかという、全身肉が剥がれ落ち、内蔵向きだしの巨大なゾウがいた。
「くるぞーー!!」
ジェラルドが指差した方角にはスワンプマンモスが、口から黒い巨大な球をいくつも吐き出していた
「伏せろー!!」
ジェラルドの合図があった瞬間巨大な黒い球は地面に着弾し爆発した
「はぁ…はぁ…無事か?ジル、ルパート」
「えぇ…なんとか」
「だぁ!クソいてぇな」2人は無事だった
「早くきてくれ…バリスタ、このままじゃ全滅も時間の問題だ」




続く

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