携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> 天国でも…

天国でも…

[334]  笑顔  2007-07-17投稿
その日の放課後も私は2こ上のたっちゃん[竜也]とたっちゃんとすごい仲の良い龍くんと私の兄[龍くんの3こ上]その他の兄貴の友達や先輩たちと遊んでいた。みんな私を本当の妹みたいに可愛がってくれていた。いつもみたいに遊んでいたら突然たっちゃんが「なんでお前は直樹が好きと!?笑」とゆってきた。私は混乱し、「は!?何で知っとうと?!」と聞いた。するとたっちゃんは「俺は神様やけん何でもわかるとぜ!!」と笑いながらゆっていた。「ありえんし!笑」私はとりあえず兄貴には知られたくなかったからその場を流した。そして薄暗くなってきた頃、兄貴もバイトに行くので帰ることにした。「みんなバイバイ!!」「おつかれ〜」とたくさんの声がかえってきたなか、1つだけ違う言葉がかえってきた。「なんでお前は直樹が好きと!?笑」…たっちゃんだ。「はあ!?ちがうし!!」私は言い返した。「うそつくなって笑」たっちゃんにそうゆわれ、私は「うるさいバカ!!」と言い捨て、逃げるようにその場を去った。これがたっちゃんに言った最後の言葉だった。その日の夜、たっちゃんが頭を強打し、ICUに運ばれた。
次の日の放課後、たっちゃんに会いたくてもたっちゃんは意識不明の重体で面会は出来なかったから私はでたっちゃんと仲良かった、もう1人の後輩、祐と昨日たっちゃんと一緒に遊んだ公園に行き、「たっちゃんは生命力強いけん絶対大丈夫よね」と言い合いながら、自分にも言い聞かせた。次の日もその次の日もたっちゃんがICUを出ることはできなかった。たっちゃんがICUに運ばれて5日目の放課後、私は祐とまたあの公園にいた。遊ぶわけでもなく、ただ2人でボーっとしていた。どうしても遊ぶ気になれず、帰ることにした。家に帰ると、兄貴はバイトに行っていていなかった。オカンは仕事に行っていた。親父がめずらしく私に晩飯の材料を買ってきてと頼んだ。いつもはことわる私だけどこの日はなぜかすんなりと行った。私は兄貴がバイトしているスーパーに買い物に出かけた。スーパーに着くと、兄貴と先輩が話していた。私は2人のとこまで笑顔で走って行った。なにも知らずに…。突然、先輩が私の服をひっぱり、スーパーのすみまで連れて行った。すると声にならないほどの小さい声で「竜也がさっき亡くなった」と言った。私は理解できず混乱したまま買い物をすませ、家に帰った。家に着いて親父に「たっちゃんが死んだ…」と口にした瞬間涙がとめどなく流れてきた…

感想

感想はありません。

「 笑顔 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス