Last Heart #01
俺は中学2年に上がりクラス替えもあったが、クラスの数か少なくて同じメンバーが多かった。
新しい友達も作らず中1のときと同じ日々を送っていた。
学校に行き、友達としゃべり、授業受けて帰る。
そして家では、所謂ギャルゲをする毎日・・・
だが、一通のメールで、そんな無味乾燥な世界を打開するとは思わなかった。
「楠木さんのアドレス知ってる?」
1年の時と同じで、2年も同じクラスになった深見健吾からだ。
しかし、即座に疑問が湧いた。
なぜ俺に聞くのだ!
俺は今まで事務的なことでしか女子と話した記憶が無い。委員長だから回数は多いかもしれないが・・・
しかも、楠木さんと言えば今年同じクラスになったウチの学校三代美女の一角を担う人ではないか。
「知らねぇよ!ていうか、話したことすらねぇよ」
「やっぱりなぁ(笑)最後の砦だったのに。こうなったら女子に聞くか」
「ていうか、楠木さんと何かあった?」
「この前さ、体育のとき目が合ったんだよ」
みんな多分こう思うだろう。「たったそんだけ?」
そういうと可哀相なので、
「マジ?良かったじゃん」
とか送った後は、他愛もない会話をして終了。
後日、深見が楠木さんのアドレスをゲットしたとのこと。
ある日の昼休みに深見が俺をトイレに誘って、手洗い場で楠木さんの話になり
「このメール見て!これは絶対俺に気があるよ!!」
・・・・・( ̄□ ̄;)!!ちょ、ちょっと待てぇ!!絵文字は多用してあるが、内容・文面どう見ればそんな答えにたどり着くんだ・・・
「そうか?」
「ったく、お前はバカだな。女心の分からない奴だ。」
心の中で全否定したものの、そんな事を言われると女免疫の無い俺は弱い。
そして、深見は1年のとき同じクラスだった奴を味方に付け、
(無論、俺もその中の一員)
深見の恋は動き始めた。
新しい友達も作らず中1のときと同じ日々を送っていた。
学校に行き、友達としゃべり、授業受けて帰る。
そして家では、所謂ギャルゲをする毎日・・・
だが、一通のメールで、そんな無味乾燥な世界を打開するとは思わなかった。
「楠木さんのアドレス知ってる?」
1年の時と同じで、2年も同じクラスになった深見健吾からだ。
しかし、即座に疑問が湧いた。
なぜ俺に聞くのだ!
俺は今まで事務的なことでしか女子と話した記憶が無い。委員長だから回数は多いかもしれないが・・・
しかも、楠木さんと言えば今年同じクラスになったウチの学校三代美女の一角を担う人ではないか。
「知らねぇよ!ていうか、話したことすらねぇよ」
「やっぱりなぁ(笑)最後の砦だったのに。こうなったら女子に聞くか」
「ていうか、楠木さんと何かあった?」
「この前さ、体育のとき目が合ったんだよ」
みんな多分こう思うだろう。「たったそんだけ?」
そういうと可哀相なので、
「マジ?良かったじゃん」
とか送った後は、他愛もない会話をして終了。
後日、深見が楠木さんのアドレスをゲットしたとのこと。
ある日の昼休みに深見が俺をトイレに誘って、手洗い場で楠木さんの話になり
「このメール見て!これは絶対俺に気があるよ!!」
・・・・・( ̄□ ̄;)!!ちょ、ちょっと待てぇ!!絵文字は多用してあるが、内容・文面どう見ればそんな答えにたどり着くんだ・・・
「そうか?」
「ったく、お前はバカだな。女心の分からない奴だ。」
心の中で全否定したものの、そんな事を言われると女免疫の無い俺は弱い。
そして、深見は1年のとき同じクラスだった奴を味方に付け、
(無論、俺もその中の一員)
深見の恋は動き始めた。
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