消えない過去第44話
毎日毎日俺と真樹はヘルプの仕事で忙しい。
店の中を走り回っている。
毎月、一日に売り上げの発表がある。
相変わらず梶はナンバー1だ。
俺と真樹は皆勤賞というのを毎月もらっている。
一日も休まず出勤しているのだ。
休めば給料もヘルプ代も減るからおちおち休んでいられない。
今月はヘルプ賞というのをもらった。
店の中で一番ヘルプの数が多いという賞だ。
でもやはりホストとして指名の数や売り上げで勝負したいものだ。
俺も真樹も他の新人は給料が10万もないのに、先輩達のおかげで20万以上のお金を手にしている。
俺は初めてもらった給料で買うものを決めていた。
ディポンという高級ライターだ。
これであの女のタバコをつけてやる。
つけ方のもコツがある。
まず手元で火をつけ、真っ直ぐ火をするのではなく横にして火が折れ曲がるようにしてから客のタバコに近づけていく。
口元ギリギリまで持っていかないで、ある程度は客から火に近づいてもらうようにしてもらえば髪の毛を燃やすこともないだろう。
最近うちのグループは、店の中で勢力があるせいか梶たちの傘下にいるということで、俺も他のグループにヘルプとして席に呼ばれるようになってきた。
他のグループでは俺達のグループの商売とは、また一味違う接客のやり方を学べた。
梶の商売には、女=金という図式が強すぎて俺はあまり好きにはなれない。
だけど、こんなきれいごとを言っているわけにはいかない。
他のグループでは枕ホスト、いわゆる体で売っているホストもいた。
店の中を走り回っている。
毎月、一日に売り上げの発表がある。
相変わらず梶はナンバー1だ。
俺と真樹は皆勤賞というのを毎月もらっている。
一日も休まず出勤しているのだ。
休めば給料もヘルプ代も減るからおちおち休んでいられない。
今月はヘルプ賞というのをもらった。
店の中で一番ヘルプの数が多いという賞だ。
でもやはりホストとして指名の数や売り上げで勝負したいものだ。
俺も真樹も他の新人は給料が10万もないのに、先輩達のおかげで20万以上のお金を手にしている。
俺は初めてもらった給料で買うものを決めていた。
ディポンという高級ライターだ。
これであの女のタバコをつけてやる。
つけ方のもコツがある。
まず手元で火をつけ、真っ直ぐ火をするのではなく横にして火が折れ曲がるようにしてから客のタバコに近づけていく。
口元ギリギリまで持っていかないで、ある程度は客から火に近づいてもらうようにしてもらえば髪の毛を燃やすこともないだろう。
最近うちのグループは、店の中で勢力があるせいか梶たちの傘下にいるということで、俺も他のグループにヘルプとして席に呼ばれるようになってきた。
他のグループでは俺達のグループの商売とは、また一味違う接客のやり方を学べた。
梶の商売には、女=金という図式が強すぎて俺はあまり好きにはなれない。
だけど、こんなきれいごとを言っているわけにはいかない。
他のグループでは枕ホスト、いわゆる体で売っているホストもいた。
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