携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> クロスリング

クロスリング

[225]  ぱーる  2007-07-21投稿
「こんな街初めて見た…。中世ヨーロッパって感じかな」

科学力で言うと日本より劣るだろうか。

外国の古き良き街って感じがする。

「一応説明するわね。
ここはバルカニア王国南部のレスニア地方、ミレーネの街。
そして向こうの山の上に見えるあれが、この辺一帯を収めるアレク・ハウ・ロウィンの住む、レスニア城」

山の上をさしながら、説明してくれる。




女にビンタをもらったあとも、おれは散々説明したが理解は得られず、やむなく記憶をなくしたと嘘をついた。

すると納得したのか、街を案内してくれるという。

何か思い出すかもしれないから、と。

今の状況を知る為に、おれはその好意を受けることにした。



外は別世界だった。

ある程度覚悟はしていたが、こんなとこに来てたとは思わなかった。

「あんたは、ここに住んでるんだよな」

そう聞くと、女が一気に不機嫌になる。

「あんたはやめて。名前教えたでしょ。ハルよ」

そうだった。

それで名字を聞いたら『自分で思い出してね』と、そう言われていたんだった。

無理な話だが、その場で頷いてしまっている以上、なんとか頑張らないといけないだろう

感想

感想はありません。

「 ぱーる 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス