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クロスリング

[252]  ぱーる  2007-07-21投稿
街を眺めながらハルと歩く。

ハルは楽しそうに街を案内してくれていた。

記憶喪失だと言ってから、ハルの態度は目に見えて変わっていた。

「ここって良い街だな。活気もあるし」

「首都のカルトデスタほどじゃないけどね。良い街よ。
この街の良い所は、自分で思い出してくれると嬉しいけどね」

そう言っておれの目を見てにっこり笑う。


…ふと、その笑顔に違和感を感じたが、気のせいだろう。


「それでね、案内したい場所があるのよ」

「どこだ?」

「さっき説明した、あの城よ。レスニア城」

向こうの山の上には城が建っていた。

この距離からでも、結構ハッキリ見える。

相当な大きさだろう。

「いいけど、何かあるのか?あの城に」

「まあね」

そう言ってまた笑っていた。



…なんだろう。



ハルの笑顔になぜか違和感を感じる。

不思議な感じがした。

心の奥になにかつっかかてるような…

するとおれの表情をどう見たか、ハルは不安げな顔をしていた。

「他に行きたい場所があるなら…やめるけど」

「いや、いい。行こう」

きっと気のせいだろう。

そう決めて、城に向かうことにした

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