携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> 砲撃戦闘メカ シェパード 二十二

砲撃戦闘メカ シェパード 二十二

[394]  コウ  2007-07-22投稿
反動により、護は倒れたが、徹鋼水銀弾は旧式零戦のエンジン部に直撃し、爆発した
気付けば、護は飛鳥の医務室にいた。
「護君、無事だったか。」
横には艦長がいた。
「…これより、飛鳥中隊旗艦は、敵本拠地へ特攻することになった。」
「飛鳥が?特攻?」
「飛鳥は実は…原子力揚陸艦なんだ。もう一つ、グラビディバリアの動力源の試作機を暴走させる。」
艦長悔しそうに言った
「つまり、とあるアニメに出てくる人工ブラックホールですか?」
「そうなるな。しかし、計算上二時間でブラックホールは蒸発する。それでは1/3以下しか消滅しない。が、飛鳥を原子爆弾と同じようにすれば、大半を破壊し、ブラックホールで5/6以上は消滅する。」
護は感心した。
「成程。こちらにはイージス艦があるから大丈夫だと思う。」
「現実世界…西暦世界へ行くには、だろう?」
「はい。」

十二月二十日
あれから六日後。飛鳥は稚内基地にいた。
「作戦は聞いての通り、フェイズ1は、海対海型シェパードで、敵戦闘メカ『メタルロボ』『ハンター』や、軍艦を殲滅し、飛鳥の進路を確保する。その時、別働隊の地対空、地対地型シェパードは陸上の対空、対艦兵器を殲滅する。フェイズ2は高高度一点集中爆撃機で現存する全ての…と言っても一発の無反応弾で飛鳥の本拠地へのルートを作る。本拠地へ落としたいところだが、強力なグラビディバリアがあるのでな。そして、粒子兵器を駆使し、グラビディバリア発生装置を破壊。フェイズ4、D兵器で総員、聖暦(異)世界から西暦世界へ撤退。…で、飛鳥は自爆。この作戦の名称は…『カルネアデス作戦』だ。ソ連は人工増加に悩まれているらしく、西暦世界のアジアに目を着けたらしい。だが、侵略を阻止しなければならない。作戦決行時間は日本時刻一八三〇だ。以上。」
艦長が拡声器で言った。兵器操縦士達は覚悟を決め、戦闘配置に着いた。輝は、亜莉菜を連れて甲板に出て、告白していた
「ふぅ…安心した。ロリコン伍長は一生嫁を選ぶ運命かと思ったよ。それにしても今日は告白する者や、プロポーズする者が多いなぁ…」
護は安心しながら、夕七と共に格納庫へ向かった。
「あ、おにーちゃんだぁ!」
白衣姿の琉璃が走ってきて、護に抱きついた。
「あれ?この子は?」
「私の六歳の妹、南雲琉璃だ。」
護は琉璃の頭を撫でた。

感想

感想はありません。

「 コウ 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス