ジェームル
朝七時、部屋に目覚ましの音が鳴り響く。眠い目を擦りながら頭上の目覚ましを手で探す。起き上がりテレビを付け、十分ほどボーっと眺める。そして、シャワーを浴びる。これが毎日の日課になっていた。仕事に行く準備をする。僕の仕事はスーツを着たり制服を着るわけでもない私服なのだ。僕は美容師になって三年目、デビュー間近のアシスタントだ。毎日の朝は起きる事も大変だが着る服選びにも困る。いくら私服でも汚い格好はできないし、美容師だからオシャレでいなければいけなかった。いっそ制服でもあれば楽なのにっと思う。八時に店に着くように家を出る。店に着くと僕より下のアシスタントが先に来て洗ったタオルたたみ、軽く掃除をしていた。先輩になると朝は少し遅めでもよくなるから気が楽だった。
朝九時半、全員で朝礼をする。技術者(スタイリスト)はこの時間までに出勤する。
朝十時開店。朝礼が終わりアシスタントはチラシ配りをする。店が混み始めたら店に戻りスタイリストのヘルプをする。昼ご飯も食べずに夜の十時まで営業。僕はアシスタントの上なので下の子達からご飯に入れると時間帯的に食べれない時が多い。今ではそんな事も気にならない。慣れとは凄いものだ。
これが僕の一日だ。毎日同じ事の繰り返し、だが決して嫌なわけではない。体は疲れ精神は病みやすいが僕は大丈夫。辛い時もあるけど、好きだから続けていけている。
それに僕は今恋をしていた。同じ職場の技術者。歳は僕が今二十三だから向うは四つ上の二十七だ。帰る方向が同じだから毎日一緒に帰り、営業での愚痴をちゃんと聞いてくれてアドバイスをしてくれる。しだいに僕はひかれていった。優しくて一緒に居ると落ち着く君が大好きだ。
最近は君に会えるから仕事に行くのも楽しくなった。
朝九時半、全員で朝礼をする。技術者(スタイリスト)はこの時間までに出勤する。
朝十時開店。朝礼が終わりアシスタントはチラシ配りをする。店が混み始めたら店に戻りスタイリストのヘルプをする。昼ご飯も食べずに夜の十時まで営業。僕はアシスタントの上なので下の子達からご飯に入れると時間帯的に食べれない時が多い。今ではそんな事も気にならない。慣れとは凄いものだ。
これが僕の一日だ。毎日同じ事の繰り返し、だが決して嫌なわけではない。体は疲れ精神は病みやすいが僕は大丈夫。辛い時もあるけど、好きだから続けていけている。
それに僕は今恋をしていた。同じ職場の技術者。歳は僕が今二十三だから向うは四つ上の二十七だ。帰る方向が同じだから毎日一緒に帰り、営業での愚痴をちゃんと聞いてくれてアドバイスをしてくれる。しだいに僕はひかれていった。優しくて一緒に居ると落ち着く君が大好きだ。
最近は君に会えるから仕事に行くのも楽しくなった。
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