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クロスリング

[235]  ぱーる  2007-07-27投稿
「着いたわ。降りるわよ」

「…なんなんだよ…この乗り物…」

「だからエレスタだって」

「どうゆう仕組みで、こんな箱が飛行機みたいに動くんだよ」

「仕組みなんか特にないわ。
風の魔法で動いているだけ」


魔法って…そんなものまで、この国にはあるのか。

どんな不可解な現象も『魔法』だと言われれば、納得した気分になるから不思議だ。

「これがアレク・ハウ・ロウィン―レイゼル興が治める城。レスニア城」



目の前には、巨大な城がそびえたっていた。

古さを感じさせながらも、雄大に、それは存在していた。

正面には城に見合った、巨大な鉄の扉。横には武器を持った兵士が二人。


こうして城に見とれている間にも、エレスタから降りた人々は城へ向かっていた。

扉の横にいた兵士が、合図のようなものを中に送っている。

すると巨大な鉄の扉が大きく音をたて、ゆっくり開いていった。


どうも、場違いな場所に来てしまったことを、感じずにはいられない。


「…どう?」

ハルが唐突な質問をする。

「どうって…なにがだ?」

ハルは、意味深な笑顔を浮かべていた。


「…思い出したかな…って…」

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