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[449]  オルティス  2007-07-28投稿
桃子と隆雄含めみんなは練習を難なくこなした。
ただ、少し気になったのは隆雄のグローブだ。
桃は倉庫にあるグローブを借りたが、隆雄は家からグローブを持って来てた。

しかも、色が剥げている部分は手のひらの部分だけではなく、手の裏も剥げている。
親父が頑張って使っていたんだろうなと思っていた。

キャプテンが
「よーし!練習そろそろ終わるぞ、今日は俺と仁田山と白河がトンボがけで道具が真也と天枷な。翔磨はあの二人を色々説明してやれ」
全員「ハイ!」

それぞれの役割もこなし、整列して
「脱帽!礼!」
「あっ(りがとうこざいま)したぁ!!」

俺は帰り道が同じである桃と(天枷)太一先輩と一緒に帰った。
太一先輩はムードメーカーなので俺が仲介しなくても打ち解けていた。
練習で疲れた重い体を動かしながら家に着いた。

そして翌日、学校も終わり昨日と同じ4人で早めに行った。

グラウンドに着きベンチを見ると・・・・一人の男がいた。
そいつは金髪でジャージ姿、中々の筋肉質でサングラスをかけている。
明らかにその筋の人だ。

そして向こうはこっちの存在に気付いて、立ち上がり、
「やばい、こっちにくる!!」
しかし、足が竦んでしまい動けない・・・・

あーぁ、短い人生だったな。ごめん、父さん母さん先に逝くわ。

「あのー、野球部の方ですよね?」
「へぇ?」
抜けた声が出てしまった。
と、そこへ仁田(山)先輩が来た。
「お、黒崎、先に来てたのか。」
「まぁな。」
「こいつは黒崎 勝。今日から練習参加だ。見た目はこんなだけど、中身はいい奴だから。」

俺は急に倒れた。
「腰が抜けて立てないッス・・・・」

今気付いたが、他の3人は遠くの木陰から俺の様子を見ていた。ホント薄情な奴らだ!

そして9人が揃い、練習が始まった。

ランニングを終え、キャッチボールをし始めた時に白シャツに短パンのオヤジが来た。

全員「ちわーす!」

横にいた桃が誰かと聞いてきた。
最初は誰もがそう思う。俺も最初はそう思った。
あのオヤジこそ福岡スカイヤーズの王田監督だ。

「原口!みんなを集めろ!」
「集合!」
みんな監督の周りに立つ。

「明日土曜に急で悪いが試合を入れた。相手はタイタンズだ。今からフリー(バッティング)をする。古賀はピッチャーをしろ!」

全員「ハイ!」

「よし!始め!」

To Be Continued

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