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夢の道しるべ〜学校〜

[244]  グレイブ  2007-07-29投稿
「おはよ〜」

「ああ、おはよう。」


繰り返される、同じような毎日。
それは少年の病状を、文字通り悪化させていく。

新しい世界を夢みて、詩のような物を書いてみたりもした。

なんだかわからないけど、洋楽も聞くようになった。

勉強したくても手に付かなくて。家族に八つ当りしたりもした。

そんな、何も信じられなくなってきた彼が、たった一つ、信じていたもの。
それは、彼のたった一つの癒しでもあった。

「ー新しい世界ー」

きっとあると信じ、幽体離脱にも挑戦してみた。
成功はしたけど、新しい世界には行けなかった。


「それはきっと、死後の世界にあるんじゃないのだろうか。」

誰がそう言った訳でもないのに、勝手に仮設を立てて、信じ切った。

自殺する勇気がないから、「いつでもそっちに行けるから、もう少しこっちにいよう」
なんて自分に言い聞かせながらね。

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