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願いはきっと叶うよ。(4)

[194]  ピース  2007-07-31投稿
ちゃんとミユキの作ってくれたお守りはいつも持ってるよ。と呟き一息つくと、

なぜか自然と涙が流れた。
いろんな事を思い出す。
二人の出会いから最後の3ヵ月間の病院生活まで

どれぐらい、涙を流していたのかは分からない。

涙が止まる頃には、
不思議と気分が楽になり癒されていた。

随分と日差しが強くなっている。

時計は12時を過ぎていた。

ミユキ、そろそろ帰るな。また来るわ。またね。

そう、呟きミユキのお墓をあとにした。

バイクにまたがり、
ミユキと二人でよく行った。喫茶店に入った。

全く昔と変わってない。
大きな馬の絵、コーヒーの匂い、レンガの床、重たい椅子、ここは、懐かしい空間が広がっていた。

奥から2番目のテーブルがいつも座る席だ。

この席は外に停めたバイクと大きな馬の絵がよく見える。

初めて二人で遊びに行く時、この喫茶店に入ってバイクでミユキを驚かせた事を思いだす。

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