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風の想い〜第一章〜 「風の衝突」

[642]  YU★RI  2007-08-01投稿
入学してから3ヶ月。俺は相変わらず帰宅部でつまらない日々を過ごしていた。『野球してぇ〜!でも、あの時みたいな事はもう嫌や…』俺の頭に1日に何百回もこんな事が浮かんくる。
?:「よっ!金田。どうしたの?そんなにぼんやりして。」
風丞:「………だ、誰?」?:「え、ひどいっ!入学して3ヶ月も経つのに覚えてくれてないの?風野春香(かぜのはるか)よッ!ちゃんと覚えてよね!」
風丞:「…ごめん。俺人見知り激しいから、あんまり人の顔みないから全然覚えてないんだ。」
春香:「もう!!!!ちゃんと覚えててよ!まあ、そんな事は置いといて…私、野球部のマネージャーなの。あんた、中学校の時全国でも有名なピッチャーだったんでしょ?なんで野球部入らないの?」
風丞:「………」
春香:「3年生が引退したからピッチャーがいなくなったのよ。あんたが入ってくれたらかなり助かるんだけど……野球部入ってくれない?」
風丞:「………」
春香:「もう!!なんで黙ってんの!!!!なんか言ってくれなきゃ分かんないでしょ!!??」
風丞:「うるせえなあ!!!入りたくねえから入ってねえんだよ!!何も知らねえくせに!!!!」
俺は思わずカッとなってしまい教室から出ていった。春香:「なんなの、あいつ!訳分かんない!ちょっとあんた金田と同じ中学なんでしょ!?何があったの?」
春香は近くにいるクラスメイトに問いただした。
クラスメイト:「声でけえよ!あぁ風丞の事か…あいつ中学の時野球で全国大会の決勝戦までいったんだ。でも決勝当日に事故で肩を痛めちまって。それでも仲間に嘘をついてまで投げたんだ。でもやっぱりボコボコに打たれちまって…」
春香:「そんな事が!?でもそれだけで辞めるっておかしくない?もしかしてチームメイトに酷い事でも言われたの!!??」
クラスメイト:「いや、チームメイトはみんな風丞が肩を痛めている事を本当は知ってたんだよ。だから、『お前が投げて良かった。打たれたのはみんなの責任や。』って声かけてくれたんや。でも風丞はそんな優しい仲間に嘘をついた自分が嫌になってしまったから辞めてしまってん…」
春香:「そ、そんなあ…」

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