ディフェンド ”灰色の城” 23
「ところで、『レイーブの城』に行った君達の仲間って・・・?」
「あぁ・・・龍華ってんだ」
舞達は一瞬驚いた顔をしてからこぉ言った。
「龍華って・・・夢玉(むぎょく)を作った奴だよな・・・?」
「うん・・・」
「夢玉・・・って?」
怜が尋ねる。
「夢玉は、文字どうり夢をかなえるものなの。それに願えばどんな物でも簡単に叶っちゃう、ってわけ」
「ねぇ、啓吾。今回のって、夢玉が関係してるんじゃ・・・―――」
その時、下からものすごい数の針が襲ってきた。
「なっ・・・!なにこれっ!!」
「任せろっ!!」
翔はそう言うと、手を前に突き出し力を込めた。すると、巨大な蝶の周りに透明なシールドが張られた。
「シールド・・・?」
「そうだよ。翔の能力は『守備』すること。私は『蝶』を操れるの」
だが、針の威力はさらに増してとうとう、シールドが壊れてしまった。
「う、うわ―――っ!!!」
まっさかさまに下に4人が落ちていく。
「・・・ったぁ・・・」
啓吾が頭を抱えながら言う。
幸い木の葉が溜まっている所に落ち、無事だった。
「あっ・・・怜と翔はどこだっ・・・?」
「えっ・・・いないのぉっ?!」
どうやら啓吾と舞は怜たちと逸れてしまったようだ。
「ま、とりあえず『レイーブの城』を探そうぜっ」
と、言って歩いていく。
「あぁぁっ!」
「んぁっ?!」
啓吾と舞が見たのは巨大な灰色の壁が壊れかけている城だった・・・。
「あぁ・・・龍華ってんだ」
舞達は一瞬驚いた顔をしてからこぉ言った。
「龍華って・・・夢玉(むぎょく)を作った奴だよな・・・?」
「うん・・・」
「夢玉・・・って?」
怜が尋ねる。
「夢玉は、文字どうり夢をかなえるものなの。それに願えばどんな物でも簡単に叶っちゃう、ってわけ」
「ねぇ、啓吾。今回のって、夢玉が関係してるんじゃ・・・―――」
その時、下からものすごい数の針が襲ってきた。
「なっ・・・!なにこれっ!!」
「任せろっ!!」
翔はそう言うと、手を前に突き出し力を込めた。すると、巨大な蝶の周りに透明なシールドが張られた。
「シールド・・・?」
「そうだよ。翔の能力は『守備』すること。私は『蝶』を操れるの」
だが、針の威力はさらに増してとうとう、シールドが壊れてしまった。
「う、うわ―――っ!!!」
まっさかさまに下に4人が落ちていく。
「・・・ったぁ・・・」
啓吾が頭を抱えながら言う。
幸い木の葉が溜まっている所に落ち、無事だった。
「あっ・・・怜と翔はどこだっ・・・?」
「えっ・・・いないのぉっ?!」
どうやら啓吾と舞は怜たちと逸れてしまったようだ。
「ま、とりあえず『レイーブの城』を探そうぜっ」
と、言って歩いていく。
「あぁぁっ!」
「んぁっ?!」
啓吾と舞が見たのは巨大な灰色の壁が壊れかけている城だった・・・。
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