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[254]  ハイスピードフロッグ  2007-08-02投稿
道は、こっちだよ…。何者かが、身体を支配している感じだ。
この公園の角を右に曲がったところに住宅街がある。そして、そこには一軒だけ家が建っていないところがあるはずだったが…。
太一は、眼を疑った。「嘘だ…。なんで家がしかも写真と同じ家だ。」そこには、母さんや家族一緒に写っている写真に写っていた家だったのだ。
家の前に、一人の子どもが、こっちを見て手招きをしている。家の玄関に近付くと子どもが、いつの間にか消えていた。太一は、怖くなり引き返そうとしたが、突然現われた家を探索したいという好奇心の方が強かった。玄関の扉のドアノブに手を掛けたようとした。しかし、その手はドアノブを掴むことはできなかった。扉をすり抜けたのだ。まるで幽霊になった気分だった。
そのまま奥に進み、一つの部屋の前に立った。ドアノブに手を掛けると手応えがあった。多分この部屋だけなのだろう。部屋の中に入ると、机やイス、おもちゃや本など普通の家庭にある子ども部屋だった。その部屋の真ん中にさっきの子どもが、座っていた。
「魔界へようこそ太一さま…。」

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