きつね日和 4章-1
持ってきた飲み物をテーブルに置き、彼女とテーブル越しに向かい合った。
「で?」
「結構広い部屋なんだな。」
「…まあな。」
何故俺を無視するんだ白狐さん…!!
キョロキョロと俺の部屋を見渡す。
「まず始めに私の事を話そう。」
テーブルにあるお茶入りのコップを一口飲み、話始めた。
「一方的に話すぞ。私自身、人間ではない。私は白狐であり、位で言えば上の下ってとこだな。ちなみに一番上は九尾だ。聞いたことあるだろ?」
「ん〜信じてはないけど…」
「まあいい。そして、お前は我々狐を操る一族の生まれ変わりだ。」
え?
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