dis-[15]
少し頭が痛い。しかし紫穂や瑞枝達はいたって普通で話は進む勢いである。
祐希(ぇ…今のは……?)ずんずん自分の世界に沈んでゆきかけたところで声に引き戻された。
瑞枝「ユウキ!ちょっと、きいてる!?」
3人ともこちらをみている。
紫穂「ユウキ?」
祐希「ぁ…ぃゃ……」
瑞枝「ハァ…しっかりして。おさらいよ。話はどこまで進んでた?」
祐希「…人が、滅びたところ滅ぼされた…」
紫穂「…しょうがないなぁ…」
瑞枝「…やっぱり。怜子、そこから話し直して。」
やはりその先は聞いていなかったか…。という顔つきで腕を組み直す。
怜子は“ハァ”とため息を吐くと話を再度きりだした。
怜子「人類が滅ぼされた。
さてそうなると…新たな疑問が生まれるわね。【神】は“なぜ人類を滅ぼしたのか”」
「「…‥」」
瑞枝「残念ながらその意味までアタシたちの調査では。まだ至っていないの――。
アタシ達は滅ぼされる意味がわからない。それどころか【神】と呼ばれるそれが何なのか、何者が来るのかさえ、正確には解析されていないわ……戦う意味、敵。それすらわからないのよ。」
怜子「それでも…敵は来る。」
その言葉に瑞枝は顔を俯かせ、しっと目を閉じた。
祐希(ぇ…今のは……?)ずんずん自分の世界に沈んでゆきかけたところで声に引き戻された。
瑞枝「ユウキ!ちょっと、きいてる!?」
3人ともこちらをみている。
紫穂「ユウキ?」
祐希「ぁ…ぃゃ……」
瑞枝「ハァ…しっかりして。おさらいよ。話はどこまで進んでた?」
祐希「…人が、滅びたところ滅ぼされた…」
紫穂「…しょうがないなぁ…」
瑞枝「…やっぱり。怜子、そこから話し直して。」
やはりその先は聞いていなかったか…。という顔つきで腕を組み直す。
怜子は“ハァ”とため息を吐くと話を再度きりだした。
怜子「人類が滅ぼされた。
さてそうなると…新たな疑問が生まれるわね。【神】は“なぜ人類を滅ぼしたのか”」
「「…‥」」
瑞枝「残念ながらその意味までアタシたちの調査では。まだ至っていないの――。
アタシ達は滅ぼされる意味がわからない。それどころか【神】と呼ばれるそれが何なのか、何者が来るのかさえ、正確には解析されていないわ……戦う意味、敵。それすらわからないのよ。」
怜子「それでも…敵は来る。」
その言葉に瑞枝は顔を俯かせ、しっと目を閉じた。
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