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風の想い〜第四章〜 「烈風再び舞い降りる」

[520]  YU★RI  2007-08-07投稿
春香の葬式があった翌日、風丞は野球部に入った。
風丞:「1年5組の金田風丞です。ポジションはピッチャー希望です。途中から入部するので分からない事が多いので、ビシビシ指導して下さい。よろしくお願いします。」
?:「2年1組キャプテンの米田将志(よねだまさし)。ポジションはショートや。君の事は風野からよく聞いていたし、元々有名なピッチャーだから知っていたよ。こんな野球だけど入ってくれてありがとう。」
?:「あっ金田。お前俺の事覚えてるか?ほら中学の時、同じリーグで戦ってた…」
風丞:「あっ!もしかして、カイザースの棚野照平(たなのしょうへい)か!?」
照平:「おぉ!覚えててくれたんや。光栄やわ!」
風丞:「そりゃあんなバッティングと肩力みせられたら誰だって覚えてるって!お前のセカンド送球は凄かったなあ!もう中学生にしてプロ並の肩だったもんな。今もキャッチャー続けてんのか?」
照平:「おう、当たり前やないけ。それにしてもお前が野球部入らん時はビビったわ。でもこうして入って来てくれたから嬉しいぜ。お前と俺で頑張ってこのチームを甲子園に導こうぜ!あっついでに俺1年6組な。」
将志:「はいはい、お喋りはそこまで。今から練習始めんぞ。照平、お前はこれから金田についてやって色々と教えたってくれ。」
照平:「はい!じゃあいこか金田。んっ金田ってなんか呼びにくいなあ。風丞って呼んでいいか?」
風丞:「おう、別にいいで。じゃあ俺も照平って呼ぶわ。」
照平:「よろしくな!風丞!」
二人はがっちりと握手を交わし、その後野手とは別にアップを始めた。風丞は久しぶりに野球が出来る事にウキウキしていた。野球を辞めていた時にも走り込みなどトレーニングはちゃんとやっていたので、走るペースはとてつもなく速かった。
照平:「ちょっ風丞!お前速いって!まだアップやぞ!?そんなに飛ばしてたら後の練習もたんぞ。」
風丞:「いや、まだアップやから6割くらいで走ってるだけやけどなあ…まあそれに少しでも早くアップして練習した方がいいやろ?俺のモットーっていうか風野に言われてんけど、俺は『今』できる事を精一杯頑張るって決めたんや。だから、アップでもなんやろおと頑張るや!」
照平:「ええ事言うやないけ。じゃあ俺も負けんぞ。おらぁぁぁ」
そう言って二人は凄いスピードで走っていった。

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