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桃から生まれた桃二郎1

[298]  だんぼ  2007-08-08投稿
あるところにおじいさんとおばあさんがいたとさ。
二人で落ち着くところに住みたくて田舎に家を買って、のほほんと暮らしていたとさ。

ある日、おじいさんは町へ買い物に、おばあさんは家で洗濯をしていたとさ。
おばあさんが洗濯機のふたを開けると、でっかい桃が入っていたとさ。
洗濯が進まないので、とりあえず外にかつぎ出したとさ。
ちょうどおじいさんが町から帰ってきたとさ。

「おばあさんでっけえ桃じゃのお。どれ。味見してみよう。」

おじいさんは台所から包丁をもってきて、その桃に、「でえぇぇい」と一声、打ち込んだとさ。
すると、桃を包丁が突き抜ける前に包丁が吹き飛んで、桃がパッカーッッンと割れたとさ。
桃からは白い蒸気が噴き出して、辺りを包んだとさ。
おじいさんとおばあさんが唖然としていると、中から、青年が現れ、

「ありがとう。やっと出ることが出来た。おれの名は桃二郎。お礼に鬼が島へ行って鬼共をこらしめて来ます。」

と言ったとさ。
すでにおじいさんとおばあさんは失神していたとさ。

続く

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